【秋田県】乳頭温泉「鶴の湯」宿泊予約方法、日帰り【2024年版】

秋田県
乳頭温泉鶴の湯の入口の門

「有名な秘湯秋田県”乳頭温泉鶴の湯”離れ本陣に泊まりたい…」 

「サイトから予約がとれない、いつから予約できるのか、空き状況も分からない…」 

あい
あい

「予約が取れないから日帰りなら行けるかも、でもアクセスや混浴が不安…」

この記事を見ているということは、こういった悩みを抱えていませんか?

検索しても、情報が古かったり、予約方法や空き状況が分からなかったりしますよね?

あい
あい

そこで!今回は、実際に宿泊した体験をもとに徹底的にお伝えしていきます。

最後まで読んで頂ければ、日帰りや宿泊で秘湯「鶴の湯」を満喫するコツが理解できます。是非参考にしてくださいね!

乳頭温泉『鶴の湯』とは?

正面から入って左側にある本陣

①秋田県仙北市の乳頭温泉郷の江戸時代から続く湯宿

②憧れの秘湯として、温泉好きな方や世界からも人気

③湯船の底からお湯が湧き出す「足元湧出」の混浴露天風呂が有名

じゃらんの人気温泉地ランキング2024年東北地方 乳頭温泉郷 1位獲得!
鶴の湯は、乳頭温泉郷7つの宿の中で最も古い歴史があり、江戸時代から続く湯宿で、秋田藩主の湯治場だった由緒ある温泉。ブナの原生林のなかにあり、風情あるレトロな湯治場の雰囲気で、 日常生活も忘れさせてくれるような非日常の感覚を味わえます。

敷地内を川が流れ、入口の水車で発電、しかも当主の熱い思いから電線を地中に埋めてあり、タイムスリップしたかのようなたたずまい。乳白色の温泉につかりながら、うつり行く自然との共存を楽しみましょう。40代、50代の温泉好きの常連さんも多く、季節ごとに宿泊したくなる納得の宿です。

基本情報:
住所: 〒014-1204 秋田県仙北市田沢湖田沢先達沢国有林50

TEL: 0187-46-2139

【宿泊料金】1泊2食付 10,600円~23,250円 2023年夏ごろから値上げとなり更新しました。

※最新情報は、ご自身でご確認をお願いいたします。
お一人様〇 素泊まり× 湯治対応〇 自炊× 部屋のテレビ× 部屋 wifi〇 コンビニ×

【乳頭温泉鶴の湯】温泉の紹介、混浴の入り方


①温泉の種類


乳頭温泉鶴の湯には、4種類の泉質の異なる源泉 含硫黄・ナトリウム・カルシウム塩化物・炭酸水素泉があり、乳白色のにごり湯です。

②お風呂の種類


有名な混浴露天風呂、女性露天風呂、男女別の白湯、黒湯(黒いお湯ではありません)、中の湯。宿泊者専用貸し切り湯2つ、男女別内湯。

内湯は、2-3人向けのコンパクトサイズ。のんびりしたい方は、2つの露天風呂へ行ってみましょう。
ドライヤーは、宿泊者専用の内湯のみ設置。


②‐1混浴の入り方


<混浴露天風呂に女性が入る場合>
中の湯の内湯に入ってから扉を開けて外に出て、大きな岩陰から入浴して肩までつかって、そのまま進むと露天へ出られます。バスタオルではなく、頭に載せられるフェイスタオルを持っていくのがおすすめ。入る瞬間、出る瞬間に便利です。乳白色のお湯なので立ち上がらなければOK。

夜は星を見ながら、冬は風情ある雪見風呂が楽しめます。露天風呂は、日本でも数少ない湯船の底からお湯が湧き出す「足元湧出」。プクプクと湧き出ているところを探してみましょう。

岩陰は、完ぺきではないので、人があまり多くないときや夕暮れからの方が入りやすいです。カップル、パートナーやご夫婦で利用する場合は、混浴露天風呂で語らえますよ。温泉の衛生管理のため、巻きタオル、湯あみ着不可となっていますのでご注意を。

<混浴露天風呂に男性が入る場合>
男性更衣室から外に出て、入りましょう。岩陰などはありません。



②‐2 男女別露天風呂の入り方


<女性用露天風呂> 
こちらも「足元湧出泉」。底に敷き詰められた小石の間から絶えず温泉が湧き出しています。お風呂の周りが木々に囲まれ、山の景色を見ながらゆったりくつろぐひととき。混浴露天風呂は、ちょっと抵抗がある場合は、こちらがおすすめです。

<男性用露天風呂>
ありませんので、男性の場合は、混浴露天風呂利用となります。男性更衣室から外に出て、入りましょう。

【乳頭温泉鶴の湯】食事と離れ本陣の部屋

  • 日常生活で疲れた身体を癒してくれる料理
    畳に座布団、お膳のスタイル。夕食は、名物の山の芋鍋、囲炉裏で焼いた岩魚、刺身、蕎麦、山菜、秋田こまちのごはん(季節によって異なります)、秋田こまちのお団子。お米だけでも美味しくて、ほっこりしました。
    追加料金でお酒やソフトドリンクもあります。部屋食または本陣食堂(本陣離れの6号、7号)にて。朝食は、本陣食堂または部屋食。


  • 本陣離れは5室のみ。2-3人用
    江戸時代に秋田藩主が湯治の際に、護衛武士の詰所として使用していた茅葺き屋根の長屋。出入りは外階段から、囲炉裏・洗面台・トイレ付き。各部屋には囲炉裏があり癒しの空間に。寒い季節は暖かく滞在できます。
  • 浴衣にはおる丹前は、生地が厚いロング丈で助かります。標高が800Mで4月でもまだ雪が残る寒さ。朝晩も冷えます。

    一人宿泊の場合は、割増料金が必要ですので、湯治棟の6畳利用が一般的です

【乳頭温泉鶴の湯】日帰り入浴料金、営業時間

料金:大人600円、小人300円、タオル販売220円(レンタルなし)
予約不要 ※最新情報は、ご自身でご確認をお願いいたします。

営業時間:10:00~15:00 ※混雑時は14:00で受付を停止する場合あり
入口に駐車場があり、黒塗りの門を入って、左手奥の事務所が受付になっています。午後は混雑することがあります。
※毎週月曜日は露天風呂清掃の為に日帰り入浴は内湯のみ。月曜が祝祭日の場合は直近の平日が清掃日。

【乳頭温泉郷】日帰り湯めぐり

7つの宿(鶴の湯・休暇村・妙乃湯・蟹場・大釜・孫六・黒湯)の湯めぐりができます。

営業時間は長いところで16時まで。1日で7軒めぐるのは時間的に難しいので、2日間に分けるか、2度に分けるのがおすすめです。

宿泊の場合は、宿泊先で「湯めぐり帖2500円」を購入すると、宿泊している宿以外の日帰り入浴ができます。湯めぐり号バス代も含まれますので、移動もらくらく。スタンプ開始日から1年間の有効期間(各宿1回のみ)。3-4軒訪れるとお得になります。

湯めぐり帖を購入しない場合は、湯めぐり号の1日乗車券1000円を買って、日帰り入浴料は、各宿で現金払い。積雪がなく季節が良ければ、鶴の湯以外は、歩いて湯めぐりも楽しめます。

タクシーをこの地域で呼ぶのは、費用の面でも、時間の面でもおすすめしません。ホテルまで呼ぶだけで30分と言われました。

営業時間、料金は、変動する可能性がありますので、事前にご確認ください。冬季は孫六温泉と黒湯温泉は休業。

・混浴露天風呂での巻きタオルについて
妙の湯のみ可能です。追加料金でバスタオルがレンタルできます。他の宿は、巻きタオル、湯あみ着はNGです。

【乳頭温泉鶴の湯】アクセス

・車の場合
東北自動車道盛岡ICより国道46号線と国道341号線経由で約85分。冬期は冬タイヤ又はチェーン推奨。

・飛行機の場合
秋田空港より予約制乗り合いタクシー「あきたエアポートライナー乳頭号(角館・田沢湖・乳頭温泉)」6000円を利用、鶴の湯温泉にて下車(所要時間約150分)。1日4便事前予約必要。電話またはネット予約。
公式サイト:あきたエアポートライナー


・新幹線の場合
JR秋田新幹線こまち又はJR田沢湖線田沢湖駅より羽後交通バス「乳頭線」を利用、「アルパこまくさ」にて下車。宿泊の場合は「アルパこまくさ」より送迎バスあり(要予約)。宿泊の場合は、チェックアウトのあと「アルパこまくさ」まで送迎あり(要予約)

【乳頭温泉鶴の湯】宿泊予約方法、空室状況

直接予約は、電話のみ。ネット予約は下記の2つのサイトからがおすすめです。空き状況をチェックして是非訪れてみてくださいね。ひたすら温泉を楽しむ連泊や季節ごとに再訪したくなる温泉です。有名な本陣離れだけでなく、一人用の湯治棟や東本陣、新本陣もありますので、予約できた部屋で行ってみましょう。

・公式サイト
公式サイトでは、ネット予約、メール予約ありません。6か月前の1日から電話予約受付のみです。受付時間は午前7時から午後22時まで。特に朝は、電話がつながりにくいことがあります。少し待ってかけてみてくださいね。


HP:鶴の湯温泉

・秘湯を守る会 ネット予約 
部屋別、日別カレンダーから空室情報が見られます。3日前にキャンセル分が出ることも。かなり先の予約をして日程変更する方もありますので、こまめなチェックをおすすめします。

HP:秘湯を守る会

・JR東日本 
地・温泉プラン 全国の温泉の予約サイト。新幹線の切符+宿、または宿のみのネット予約。空きが見つかったら、新幹線も一緒に予約できて便利です。全国の温泉に宿泊して、スタンプを集めるのも楽しめます。

HP:JR東日本 地・温泉

まとめ

今回は、【乳頭温泉鶴の湯】について、まとめてみました。雪深い冬も含めて通年営業。新緑、秋の紅葉や冬の雪見の季節など、季節折々の景色が美しい。ほっこりするおいしい食事が楽しめる味わいのある温泉です。季節ごとに訪れる温泉好きのリピーターが多いのもわかります。

冬の雪景色に訪れたい方は、6か月前の春から直接電話で予約を始めましょう!

宿で秋田弁を聞くと、どこか懐かしい気持ちに。日常生活を離れて、秋田に来ている実感がわきます。是非、予約して訪れてみてくださいね。

あい

キレイに年を重ねたい40代女子のブログです。
電車や飛行機で行けるお手頃な一人旅情報、流行りに惑わされないオトナの美容情報を発信中。全国を旅した体験に基づいた情報をお届けしますので、お役に立てばうれしいです。

【出身】大阪
【年齢】40代
【趣味】食べ歩き、温泉、海外旅行
【夢】海外からノマドで働く
【職業】会社員

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